信義誠実の原則とは?

信義誠実の原則とは?

信義誠実の原則というのは、
権利の行使や義務の履行を信義に従い
誠実にしなければならないことをいいます。

 

信義誠実の原則は、略して信義則ともいいます。

民法では?

権利の行使であっても、
義務の履行であっても、

 

社会生活上
相手方の期待に沿わないような方法ですることは
好ましくないという理由から、

 

民法では、その基本原理の1つとして、
信義則に従うべきことを定めています。

宅建業者の信義則は?

宅建業者については、
宅地建物取引の専門業者として、

 

高度の知識を駆使し、依頼者のために信義を旨とし、
誠実にその業務を行うよう義務づけられています。

 

例えば、宅建業者の調査が不十分であったために
依頼者に損害を与えた場合には、

 

この規定を根拠として、
損害賠償を命じている判例もあります。

 

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他人の権利の売買とは?

他人の権利の売買というのは、
売主Aが買主Bに他人Cの所有物を売買したとき等の
法律関係のことをいいます。

 

例えば、Aが後にCからその目的物の所有権を
取得できると見込んで売るとか、

 

Aが自己の所有物として売ったところ、
BがCから取り戻されたというようなものです。

 

Aはその権利をCから取得してBに移転する義務を負います。

 

しかしながら、それができないときには、
Bは常に契約を解除することができ、

 

権利がAに属しないことを知らなかった(善意)ときには、
損害賠償の請求もできます。

 

また、Aが自己の権利に属さないことを知らなかったときには、
Aからも契約を解除することができます。

 

ただし、Bが善意であれば損害賠償をしなければなりません。

 

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