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つみたてくんの利用者は?


住宅金融公庫の廃止によって、「つみたてくん」の利用者どうなったのですか?
解説

▽「つみたてくん」の廃止について

「つみたてくん」というのは、住宅金融公庫が発行する住宅債券を半年後とに購入していくものです。

この「つみたてくん」は、2005年度以降は新規の募集が停止されましたが、それ以前に積立てをしていた人については現在も利用することができます。

また、2007年4月以降は住宅金融公庫が原則廃止になりましたが、この「つみたてくん」や郵便局の住宅積立貯金を積み立てている人に対しては、公庫が廃止された現在でも公庫融資(経過措置融資)が利用できる特例が実施されています。

▽融資限度額は?

融資限度額は、物件の所在地や種類、住宅の床面積などによって異なりますし、次のような年収による制限もあります。

●年収800万円以下・・・物件価格の80%以内
●年収800万円超・・・物件価格の50%以内

例えば、首都圏の新築マンションですと1,090万円〜1,740万円と設定されています。

これに加えて、次の人は「つみたてくん」の加算が利用できます。ただし、実際には積立総額のおおむね3倍までが債券加算の目安で、下記の金額は上限額になります。

●「3年積立コース」の積立てが終了している人で、終了後5年以内・・・最高600万円
●「5年積立コース」で7回以上積立てが済んでいる人・・・最高1,320万円

▽公庫融資を利用するメリットは?

公庫融資はフラット35よりも金利が高いのですが、申込時点の金利が適用されますので、新築マンションなどを購入したけれど入居は数か月以上先になるといった場合で、金利が上昇しているときには非常に有利といえます。

フラット35の場合ですと融資実行時点の金利が適用されますので、上記のような場合には金利上昇のダメージを受けることになります。

ちなみに、フラット35と両方を申込んでおいて、入居の直前でどちらを利用するのか選択するということもできます。

関連トピック
フラット35−Sとはどのような住宅ローンなのですか?

▽フラット35−Sの「S」とはどのような意味なのですか?

フラット35には「フラット35−S」という愛称のローンがあるのですが、この「S」というのは「優良住宅取得支援制度」のイメージを表す「S(スペシャル)」の頭文字のことです。

ちなみに、優良住宅取得制度というのは、一定の優良住宅などを取得する場合に金利優遇が受けられるという制度のことです。

▽「フラット35−S」の技術基準について

「フラット35−S」では、次のいずれかに該当する住宅を取得する場合には、借入後の5年間にわたって0.3%の金利優遇が受けられます。

●省エネルギー性…省エネルギー対策等級4の住宅
●耐震性…耐震等級2または3の住宅、免震建築物
●バリアフリー性…高齢者等配慮対策等級3〜5の住宅
●耐久性、可変性…劣化対策等級3および維持管理対策等級2または3の住宅

上記の基準を満たしているかどうかについては、物件のパンフレットなどに「フラット35−Sの対応住宅」といった記載がなされていますので、利用可能かどうかはすぐにわかると思われます。

あまり難しく考えることもないですが、直接、不動産業者などに確認してみるのもよいでしょう。

ちなみに、フラット35を取り扱っている金融機関等でしたらほとんどが「S」の方にも対応しています。

ただし、年間を通しての募集枠がありますので、利用を考えている場合には早めの情報収集が必要になります。


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