使用者からの住宅ローンを退職によって清算した場合は?

昨年、使用者からの住宅ローンについて、住宅ローン控除を受けていたのですが、
本年退職することになり、借入金を退職金で清算しました。

 

これにより、最初に返済した日から清算する日までの期間が5年になりました。

 

この場合、住宅ローン控除はどうなるのでしょうか?

住宅ローン控除の対象になる住宅ローン等の要件は?

住宅ローン控除の対象になる住宅ローン等は、
契約で償還期間が10年以上の割賦償還の方法で
返済することになっている借入金や、

 

賦払期間が10年以上の割賦払の方法で
支払うことになっている債務であることが要件になっています。

「償還期間」や「賦払期間」とは具体的にはどのようなものですか?

具体的には、
実際に返済等をする期間のことをいいます。

 

ちなみに、その期間が10年以上かどうかというのは、
契約で定められている最初に返済等をする月から、

 

住宅ローン控除を受けようとする年の12月末日※において
契約で定められている返済等が終了する月までの期間によって判定します。

 

※その人が死亡した日の属する年又は住宅が災害によって
 居住できなくなった日の属する年の場合は、これらの日です。

質問の場合はどうなりますか?

ご質問の場合には、
昨年住宅ローン控除を受けたということは、
昨年の12月末日においては償還期間が10年以上となっていたはずですので、
昨年受けた住宅ローン控除は適正なものといえます。

 

また、本年に関してですが、
住宅ローン控除というのは、
その年の12月末日※に有する住宅ローン等がある場合に
受けることができるものですので、

 

本年の12月末日には借入金がありませんので、
住宅ローン控除は受けられないということになります。

 

※その人が死亡した日の属する年又は住宅が災害によって
 居住できなくなった日の属する年の場合は、これらの日です。

 

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